トラック8(収録)

09.19(日) 14:30-15:20

東日本大震災当時は絵画修復士だった僕が、コロナ禍までに出会った仲間のこと。

配信(YouTube Live)

概要

現在Code for Fukushimaとして活動し、2020年は福島県公式コロナウイルス対策サイトを運営しています。
私は東日本大震災当時、東京で絵画修復の分野に携わっており、趣味や生活費を稼ぐためにデザイン・WEBサイト制作などの仕事をしていました。
震災以降は一人で放射線量・積算量を可視化するサイトを立ち上げ運用していました。

ただ、一人でできることには限界がありました。
生活費を稼ぐこと、人を支援すること、そして一番大きな続けること。
少なくとも僕一人には無理でした。

できたこともありましたが、正直できなかったことの方が多く、大きな悔しさだけが残りました。
それから10年、その悔しさにどれだけ向き合ってきたかを試される、Covid-19のパンデミックが発生し、ある一定の課題を解決することができたと思っています。

ITボランティアを続ける上で、どのようなことを準備してきたかをお伝えすることで、少しでも情報になればと思います。

    登壇者

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    清水 俊之介(しみず しゅんのすけ)

    Hack for Japan, Google Developer Groups Fukushima, Code for Fukushima, 株式会社dott

    GDG Fuksuhima, GDG Cloud Fuksuhima オーガナイザー。Googleに魂を売った絵画修復士。

    2008年イタリア・フィレンツェの絵画修復学校をアジア人として初めて首席として卒業。イタリア・トスカーナ州公認絵画修復技術士(絵画)。専門は絵画修復における化学。

    帰国後フリーランスの修復士として活動を続ける傍ら、10歳の頃に出会ったWEBやプログラミングの分野でもフリーランスとして活動。

    2011年の東日本大震災において放射線量を可視化するサイト「RADIATIONDOSE」を立ち上げ、同じように技術による復興支援を行っていたHack for Japanとの出会いからスタッフとして参加。しばらくはエンジニアの道に専念することに。

    2016年、Hack for Japanの活動を通して出会った盟友浅井渉と株式会社dottを設立。「デザインからDBまで」が担当分野。AngularやGoogle Cloud製品を使い、現在は機械学習を用いた自然言語処理の研究開発を使った開発を行っている。

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